ロッカパネルの鈑金
アルトの右ロッカパネルの鈑金修理です。
イラストの 「J」 の部位で、運転席足元の部分になります。
上から見ると「への字」に凹んでます。
この部分は袋になっており、中からハンマーなど
で叩き出すわけにはいきません。
外側から引っ張ってへこみを復元します。
専用のワイヤーを溶植(溶接)して、
それを足掛かりに引っ張りだします。
まず溶植(溶接)する箇所を、塗装の上からは直接溶接できない為、
塗装をサンダーで剥離します。
溶植したワイヤーをタワーで引っ張り、粗出ししていきます。
今回のように、損傷範囲が大きく、範囲も広い場合、まず全体を
大きな力でもとに近い状態まで戻し、その後で細部の修正を
行っていきます。
鈑金後、パテを塗る前に、鉄板の出ている部分と塗装面の境目に
段差がでないように、なだらかに削って足付けをしていきます。
(段差がある状態でパテを塗ると、仕上がった時にパテ跡が出たりします)
パテを塗って、研いでを繰り返し、平滑に仕上げていきます。
(サフェーサーのとこ、撮り忘れちゃいましたが... (〃▽〃)ポッ)
このあと、サフェーサー ➡ 塗装・・・ となります。
ありがとうございました(^^♪